こりゃへんだ!「カラオケ」
![kryk16b-ss kryk16b-ss](http://manga.cocolog-nifty.com/konnamono/images/kryk16b-ss_thumb.jpg)
大下英治の原作本を読んだら、この「カラオケ」という映画を見てみたいと思うはずです。 いつも行っている劇場ではなく、ちょっと遠い劇場での公開だったので時間が合わず、劇場ではなくレンタルということになったわけですが、 はっきり言って、完全に裏切られた感じがします。
映画の出来不出来は脚本の良し悪しが7割くらい占めると思っています。あまりにも原作にない部分が挿入されすぎていて、 井上大祐が主役なのかな?って思ってしまいました。それに押尾学の演技がヘタですね。「クニミツの政」 のときも漫画のイメージとかなり違っていてがっかりしましたが、大下英治が描く井上大祐という人物はとても魅力的な人物だったのですが、 映画の中の井上は、8ジュークの誕生のところがちょっと、タイム誌に載ったって話がちょっと出ただけで、イグ・ノーベル賞を取った話はなし。 カラオケで特許を取ってなかったことは出てきたけど、それによって、第一興商の社長とかは井上が苦しいときに助けるという話もあったのに、 映画ではぜんぜんそのへんは描いてなかったのはたいへん残念です。脚本次第ではもっとおもしろい映画になったはずなんですが。
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