草剪剛主演の「日本沈没」を見ました。だけど、
草剪君の演技は迷いがあるようで、その点、柴崎コウと大地真央の演技は凛としてかっこよかったです。これからは女の時代なのかな?
って感じました。小野寺と玲子の出会いは、駿河湾の地震で小野寺がハイパーレスキュー隊員の玲子に助けられて出会うんですよ。
いや~、73年版の「日本沈没」とはかなり違っています。潜水艇の中で田所博士はほとんど言葉を発しませんし、
渡老人も出てきません。山本総理は阿蘇大噴火に巻き込まれ、熊本県上空で死亡してしまいます。代わりに原作にない、
「文科兼危機管理担当大臣 鷹森沙織(大地真央)」が大活躍します。それも、田所博士と元夫婦という設定には驚きました。
73年版で山本総理を演じた丹波哲郎が写真のみに阿部玲子(柴崎コウ)のおじいさん役として出演しています。ラストに「友情出演」
となっていたから、丹波哲郎はノーギャラだったかもしれません。他に友情出演として「和久井映見」「長山藍子」がクレジットされています。
草剪君の実家の姉と母親役でした。樋口監督は映画では監督2本目だから、テレビのお仕事で一緒だったりしたんでしょうか?
結城役の及川光博もいい味出していました。結城の妻は佐藤江梨子なんですね。いいな~。こんな夫婦にあこがれます。
73年版の結城は夏八木勲が演じていて、小野寺を海上でサポートする役だったのに、今回は小野寺と同じ潜水艇のパイロット役。
結城の方が小野寺よりかっこよかったです。
初日2回目の上映で、200人劇場で約7割の入り具合。大ヒットでしょうね。
今週のランキングでは1位を取れるんじゃないかと思います。それに人様のブログを読んでいて知ったのですが、この映画に便乗して
「日本以外全部沈没」
という映画も1ヵ月くらい後から東京でロードショーが始まるようです。パロディ映画ですが、こちらもおもしろそう。
熊本での上映があるようにお祈りします。