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2006/07/03

松坂慶子のブタさが目立った「不撓不屈」

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 先週の土曜日はファーストデーだったので、「不撓不屈」と「ウルトラバイオレット」 を見てきました。一度感想は書いたのですが、先週からパソコンの調子がおかしくて、書いたものが消えてしまいました。

 さて、「不撓不屈」 は全国TKC全国会の創始者「飯塚毅氏」の半生の物語です。原作は高杉良氏の小説。原作の方は全部実名なのかもしれませんが、 原作を読んでいないので詳しいところはわかりません。映画では、周りの人間は実名ではなくなっていました。 主人公を助ける日本社会党の議員は、岡本忠五郎ではなく、「平岡忠治郎」。社会党って昔はこんなに勇ましかったんですね。 今では想像もつきません。三田村邦彦扮するところの竹内直税部長は、「安井」というのが本当のようです。

 この映画の脚本は竹山洋氏なのに、そんなに盛り上がらない感じがしました。 ナレーションの江守徹氏も雰囲気を壊しているように思いました。それに、飯塚の妻役の松坂慶子は太っていますよね。 終戦直後のシーンであんなに太っている人、その頃いたのでしょうか?あまりのブタさに驚いてしまいました。

 映画の中ではさらっとしか出てこなかった「別段賞与」。これって、企業の利益を従業員に一時的に報償として与え、それを企業が従業員から借り受けるという節税対策みたいです。 今ではこれは違法なのでしょうが、この頃は裁判して勝ったわけだから合法なのだそうです。私の個人的意見ですが、「別段賞与」制度は、 従業員から借り受けていつそれを戻すかわからないような賞与を経営者側がどうにでもしそうで、かなり危ない節税方法だと思いますね。 国税庁が裁判に負けちゃったのは法の不備があったからだろうと思います。

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» 「不撓不屈」■直球の反権力ドラマ! [映画と出会う・世界が変わる]
「マルサの女」で脱税の手口を次々と暴いていくその様に痛快さを感じつつも、どこかに違和感を感じていた。この「不撓不屈」を見ると、その違和感の正体のが判ったような感じがする。それは脱税と節税との解釈の相違もあるが、何よりも国税局査察部の調査員は権力を持って...... [続きを読む]

受信: 2006/07/07 21:39

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