25年前からのファンが多かったような。「転校生 さよならあなた」

東京ではすでに公開されている「転校生 さよならあなた」は熊本では7月28日からシネプレックス熊本で上映されました。しかも、午前9時55分とレイトショー時間帯という1週目でありながら1日たったの2回の上映です。だから昨日は見に行くことができずに本日の鑑賞となりました。朝8時半に家を出て高速で朝一番の回に入りました。
そこそこ入っていました。ロビーは若い人たちがあふれていましたが、劇場内は25年前の映画のファンらしき人たちだけで若い人たちは見当たりませんでした。今度の映画の舞台は長野県。パンフレットによると、長野の人が「50年後の長野の子どもたちに見せたい映画を作ってください」と大林監督のところに頼みにきたんだそうです。今度の主役の蓮仏美沙子は、「バッテリー」で出演しているものの、今回が本格的デビューですね。
私みたいな年配者は25年前の作品を知っているのでつい比較してしまいますね。清水美紗が一夫のお母さんの役で、そのお母さんの離婚で尾道から小さいときに過ごしたことがある長野県に引っ越してくるという設定。離婚とか学校の旅行で水着をつけて温泉に入る話も今風です。25年前にはなかった携帯電話もかなり活用されていました。前作では階段落ちで心と体が入れ替わるというものが今回は水壺みたいなところに二人で落ちて入れ替わるという設定になっていました。前作と違うのは主人公の女の子が不治の病にかかっちゃうこと。2回目の水壷で元通りになるので病気もこれで治るんだと思っていたらそうじゃなかった。何か昔の作品とはまた違った作品になったですね。これはこれでまた感動しました。劇中で蓮仏美沙子が歌う「さよならの歌」、終わってからも私の頭に残っています。
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