私なら1日で読むけどね。「クローズド・ノート」
火曜・水曜と40歳の若さで死亡した従兄弟の葬儀に親戚のおばさんたちを引率して大阪へ行き、今日はまだ疲れが残っていました。が、FMKロードショーに応募して当選していたので、好きなことでは疲れないと思って試写会「クローズド・ノート」に出かけました。
私は原作を1日か2日で読みました。途中で「隆」って誰かはわかりました。映画と原作は違うけれど、原作があればそれに映画も沿うわけで、こういう展開だということはある程度わかります。原作では香恵のバイト先の社長の娘というのは、営業の達人みたいな感じがしましたが、映画では恋のアドバイザー的に描いてありました。日記に出てくる「隆」の顔って普通の映画では最初は写さなくて「隆」が誰かわかった時点から顔が映るというのが今までのパターンですよね。この映画では香恵が日記から想像した「隆」は黄川田将也が演じます。Vシネマのスターだそうです。香恵がこのスターを気に入っているので、想像の中の「隆」を彼に演じさせます。そのスターのポスターから「隆」を演じるときに抜け出てしまうのです。このへんはかなり印象深い演出でした。主人公は沢尻エリカなのでしょうが、竹内結子が勝っていると思いました。沢尻は左の上の歯が1本抜けているようです。八重歯か何かあったのを抜いたのではないですかね?
今年の夏に行定監督には「遠くの空に消えた」というのも封切られましたが、あちらよりこの「クローズド・ノート」が3倍良かったです。泣けました。それにしても、石飛役の伊勢谷友介、「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」の源義経役の人と同一人物とは思えないですね。役者って本当によく化けることができるものです。
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