「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」で「裏切り御免」を言いすぎ!

本日初日の「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」。黒澤映画の50年ぶりのリメイク作品なので、TOHO宇城バリューも期待を込めて一番広い劇場を用意したのに入りは期待ほどではなかったような。午後3時半の回です。ロビーにはたくさん人はいたんですけどね。
オリジナル版「隠し砦の三悪人」を見てリメイク版を見る人とこのリメイク版しか見ない人もいるだろうけど、筋の違いはさほどないですね。この映画が「スターウォーズ」の元ネタというのは映画好きなら誰でも知っている事実。そのC-3POとR2-D2のモデルになった太平と又七が武蔵と新八になりました。中年のおじさん二人が若い兄ちゃん二人になった。一応事前に知っていましたが、劇中、あまり違和感はなかったものの、どうですかね?話は後半松本潤扮する武蔵と雪姫の恋愛話になると聞いていたのですが、キスするわけもなく、身分の違いはどうしようもなく、あれって恋愛していたんでしょうか?
またオリジナル版で藤田進扮する田所兵衛は出てこない。代わりにダース・ベーダを髣髴させた鷹山刑部が出てきます。阿部寛が真壁六郎太を演じるのは納得できました。長沢まさみちゃんの雪姫もまあ納得できます。最初、隠し砦内で雪姫の言い方はオリジナル版の上原美佐さんを真似ていると思いました。後からは女らしい話し方になりましたけどね。撮影した時期はかなり寒いときのようで息がかなり白かったのには驚きました。
オリジナル版の脚色で現代活劇みたいにしようとした今回の「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」。やはりオリジナル版のすごさを思い知ったような感じですね。
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