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2008/06/28

「告発のとき」ではなく、「戦争の狂気」ではないかな?

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 本日初日の「告発のとき」をTOHOシネマズ光の森まで行って見て来ました。朝からはかなり雨が降っていて、今日一日やまないのではないかと思った午後1時半頃。突然雨がやみました。雨がやんだらやはり2週間ぶりになるので映画を見たくなります。行きも帰りも高速を使いました。

 光の森の駐車場は一杯でした。停めるところを探すのに一苦労。シネマズのロビーもかなり人が混雑していました。私の後ろの女性3人はいかにも今日封切の「花より男子」を見に来ましたよ!って感じの子たちでした。

 「告発のとき」は9番劇場。125名入る小さな劇場。午後3時55分の回でしたが、約40名くらいで鑑賞しました。熊本県ではここでしか上映されていないのでまずまずでしょう。トミー・リー・ジョーンズ扮するハンクが息子の失踪の謎を追及する物語。イラク戦争から帰還した息子マイクが何故失踪するのか?ハンクは独自に調査を開始します。やがて、息子マイクの無残な焼死体が発見され、イラク戦争で息子がどのように変わっていったかを父ハンクは知ることになります。原題は「エラの谷」。何のことかわからないですが、劇中、ハンクが女性刑事の息子デビットを寝かしつけるときに話す話のことです。邦題の「告発のとき」もどうか?と思います。誰を「告発」しているのかわかりませんもの。どちらかというと、「戦争の狂気」というタイトルの方がしっくりいったのではないかな?イラク戦争の帰還兵にはPTSDをわずらったものが多いそうです。劇中、息子マイクの携帯電話の動画ファイルとしてイラクのシーンが挿入されていますが、演出的にはうまいな~って思います。

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2008/06/26

映画検定3級やっと合格しました!

 5月18日に福岡まで受験しに行った「映画検定」の合否発表通知が送られてきました。最初、郵便屋さんがハガキしかくれないから、あれ?また3級落ちたの?って疑問に思ったものの、ちゃんとハガキの裏に別の薄い封筒がありました。今回の3級は合格という自信があったから、今回はキネ旬を買うこともなく発表まで待ちました。相変わらず、2級はぜんぜん歯が立ちませんでした。

 3級と4級の合格証を見比べました。面は変わりありませんが、裏の「映画検定の理念」の文章が2006年版と2008年版では少し変わっていました。

 (2006年版)4級

  映画検定試験は1919年の創刊から映画文化の発展に努めてきたキネマ旬報社が主催するものです。

  「映画を知って、もっと映画を楽しもう!」を合言葉に、より多くの人たちに映画をもっと楽しんでもらえればと映画検定試験は始められました。

  映画検定試験を通して、映画ファンの裾野を広げ、若い世代に映画文化の継承を目指します。

 (2008年版)3級

  映画検定試験は1919年の「キネマ旬報」創刊から映画文化の発展に努めてきたキネマ旬報社が主催するものです。

  「映画を知って、もっと映画を楽しもう!」を合言葉に、より多くの人たちに映画に親しんでもらいたいという思いから始められました。

  映画検定試験を通して、映画ファンの裾野を広げ、映画文化の継承を目指します。

 もう若い世代に映画文化の継承をあきらめたようですね。目指すは団塊の世代ということですかね?次回映画検定開催日時は、平成21年5月31日(日)だそうです。果たして福岡会場は残っているのでしょうか?福岡会場があれば来年また2級を受験しようと思います。

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2008/06/25

今週は見たい映画が多いです。

 先週の土曜日は大雨で、一日家にいました。「インディー・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」はその前週に見ていたので、ラッキーでした。14日・15日見た人が6億円とか興収があるというので、先週の土・日は雨でそんなに客足が伸びなかっただろうに、軽く一位を取りましたね。

 今週末の目玉は「花より男子ファイナル」なのでしょうが、この映画は私の年代ではあまり見ないでしょう。それで、光の森である「告発のとき」を見ようと思っています。「ミラクル7号」も見ようかと思っていましたが、熊本県での上映は日本語吹替版のみなのでパス!予告編では広東語だったのに残念です。それにもう一つ、気になる映画があります。都会ではもうずいぶんと前に公開されていたのですが、熊本では今度の土曜日が初公開になる「ミスターロンリー」です。月に1回FMKで放送されている「月刊行定勲」で行定監督が絶賛されていたのを聞いて非常に興味を持ちました。ただ、上映館がDenkikanなので、7月1日の映画の日で見ようかな?と思っています。

 先週からYahooで「おうちで上映会」をやっていますが、「クライマーズ・ハイ」も「アース」も連敗しました。「アース」は招待券の応募もかなりやったけど当たらなかった。オンライン試写会でも駄目だとはこの映画とはほとほと相性が悪いようです。

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2008/06/19

高校生友情プライスは一人500円にすべき!

リンク: Variety Japan | 「高校生友情プライス」09年6月で休止へ.

 「高校生友情プライス」を来年6月で休止するそうです。高校生のお小遣いが今いくらか知りませんが、映画代が一人1000円(3人で3000円)というのは高校生にとっては高すぎると思います。私が高校生のときはもっと映画代は安かったと記憶しているんですが。確か昔は子供料金(小学生まで)と中学生料金、高校生料金、大学生以上と料金体系が分かれていたと思います。私は高校生のとき中学生と間違われて中学生料金で入ったことありますからね。映画は大人料金が昔からそんなに上がっていないように感じます。

 夫婦50割引が好調なのはやはり二人で2000円というのは安いと感じるからではないでしょうか?私は「映画検定割引」の創設をずっとお願いしていますが、映画を好きな人は普通の人より映画を見る回数は多いので、こういう割引を作ってくれたらもっと劇場で見てくれると思うのですが、いかがでしょうか?
 

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2008/06/17

「キネマ旬砲」鷺沢萠著

 八代市立図書館で見つけました。鷺沢萠著「キネマ旬砲」。映画エッセイなのですが、ものすごくミーハーなのです。キネマ旬報にこれが連載されたと知って、キネ旬も寛容だな~ってびっくりしました。

 キネマ旬報といえば、「映画検定」を主催するような映画では王道みたいなところ。「映画は監督が大事」と映画検定を受けてから学びましたが、この本では監督は全く載っていません。ハリウッドスターを著者と小山田編集員がああだ!こうだ!と批評しあっていて、「ニコラスケイジ」を捕まえて「情けない顔の人」とか言っているんですからね。笑っちゃいます。これが普通の人の映画を見た後の感想ではないかと思いました。気楽に読めて楽しいです。

 ただ、著者の鷺沢萠さん、もうこの世にいないんですよね。この本が発行されたのは2002年。2004年に何と自殺されていました。何があったのか知りませんが、もっと映画を見て、毒舌批評をもっと聞きたかったですね。

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2008/06/14

「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は文句なく面白い!

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 楽しみにしていた「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を見てきました。TOHO宇城バリューでの先行上映です。午後2時半の回で1000円なのでもっと多いと予想していましたが、そうでもありませんでした。今までのシリーズ、皆見ていますが、さすがに20年ぶりですので過去のはほとんど忘れていました。それでもすごく面白かったですよ。

 今回の物語の設定年度は1957年。私が2歳のときの話です。まだ米ソは冷戦の真っ最中で、今回の敵はソ連の凄腕女です。この女は予告編でも何回も見ましたが、まさか彼女がケイト・プランシェットとは思いませんでした。パンフで確認して初めて知りました。見事に別人になっていますね。ハリソン・フォードももう65歳なのにこんなにアクションできるんですね。インディー・ジョーンズの相棒役のマットは「トランスフォーマー」に出ていた彼氏です。あんなに危険な目に会うのに主人公たちはほとんど怪我もしないのはまあお約束ではありますが、これぞ冒険活劇。笑えるところも結構ありました。ハラハラドキドキ、劇場で見てよかった!スカッとします。是非とも、皆さんも劇場に足をお運びください。

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2008/06/08

「仮面ライダーキバ」毎週見ています。

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 平成ライダーシリーズはまだずっと毎週見ています。当たり外れの激しい脚本家井上敏樹さんですが、今回の脚本は当たりのようです。「仮面ライダーキバ」も今日で第20話目になり、新しい展開になってきました。

 主人公「紅渡」はキバに変身しますが、キバットバット3世に腕をかませて変身するわけですが、そのとき顔にファンガイアみたいな模様が出てきます。とすると、渡は人間とファンガイアとのハーフではないかと思っていました。父は紅音也ですが、母の存在は今までぜんぜん出てきませんでした。ところが、本日の放送で「チェックメイトフォー」の一人として「クィーン」なるものが出てきました。

 演じているのは加賀美早紀さん。どこかで見た顔だな?って思っていたら、「ウルトラセブンX」のエレア役の人ですね。本日のラストに真夜が闇夜を歩いていてその周りをキバットバットらしいものが飛び回っているというところがありました。彼女は裏切ったファンガイアの処刑人とかで彼女が音也の子供を生むんじゃないのかと推測しています。つまり、渡の母ですね。

 麻生恵と麻生ゆりは親子というのはHPにも載っていますが、これまた父親の存在はわかりません。音也はゆりにかなりちょっかい出していますが、ぜんぜんなびかなかったですが、今週ゆりは音也の肩で泣いていました。次回(2週間後)で今まで有利だった次狼が音也を出し抜いてゆりにプロポーズをするそうですが、次狼は現代ではキャッスルドランに幽閉されているわけですから、たぶん彼は恵の父親ではないと思います。恵は21歳、渡は20歳。過去篇は22年前の話ですので、この二人は異母兄弟ではないですかね?この推測は全く何の根拠も今のところありません。私がこんなんだったらおもしろそうと思っただけです。

 8月9日公開の「劇場版仮面ライダーキバ」の前売チケットももう買いました。劇場版にも期待しています。

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2008/06/07

「ザ・マジックアワー」は期待はずれ!

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 これもまた本日初日の「ザ・マジックアワー」。今週は監督の三谷幸喜さん、映画の宣伝のためにテレビに出まくっていました。東京ではそこそこ入ったのかもしれませんが、TOHO宇城バリューでは私の予想を下回る入りでした。果たして今週の一位は取れるのかな?

 こういう映画を撮れるのも前作「ザ・有頂天ホテル」がヒットしたからですよね。3分に10回は笑えるという割には私自身は笑えませんでした。予告編も何パターンも作り、正月くらいからずっと予告編が流れて、こりゃおもしろそうだ!で劇場に足を運んだら、予告編以上のシーンがなかったという感じですかね?佐藤浩一扮する売れない役者が騙されているとも知らずに伝説の殺し屋を演じる。ボスの女を寝取ったために命と引き換えに伝説の殺し屋を雇うと口からでまかせを言ったために売れない役者をその伝説の殺し屋に仕立ててしまう。その場所は架空の町「スカゴ」って「シカゴ」のパクリだとか。元ネタは「お熱いのがお好き」だそうです。そうすると、深津絵里さんはモンローということになります。う~ん、無理があるかも?

 コメディですからもちろん、劇場で笑いは何箇所か起きました。だけど、爆笑という具合には行きませんでした。前作を越えないと思うな~。

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「神様のパズル」のパンフにはDVDが付いています!

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 本日初日の「神様のパズル」。TOHO宇城バリューの6個スタンプがたまっていたのでタダで鑑賞させていただきました。その代わり、ちゃんとパンフとコーラとカレースナックは買いました。パンフは何と主題歌のPV-DVD付。800円だったけど、DVD付だから許す!

 映画は落ちこぼれロッカーの市原隼人と天才少女の谷村美月の宇宙は人間に作れるか?というへんな話。物理の話なので私もチンプンカンプンなんですが、物理を映像で見せるとこうなるのだ!ということがわかりました。監督は三池崇史。変わった監督だと思っていたけど、本当に変わった映画でした。原作が漫画だからですかね?谷村美月って「Woo」のときのヒロインですが、あれから3年くらいであんなに胸が大きくなるんですね。市原隼人は前作「ボクチュー」では高校生役、今回は大学生役。21歳だからまあ実年齢の役かな?

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2008/06/06

「ウルトラ検定」を受けるには遠すぎます!

 私は「ウルトラマン世代」であります。「ウルトラマン」が始まった昭和41年に私は毎週日曜日夜7時の「ウルトラマン」を見ていました。「ウルトラセブン」まではちゃんとテレビで見ましたね。

 今度、「第1回ウルトラ検定」が7月27日(日)に東京・大阪・名古屋で開催されるようです。公式サイトの「お試し問題」をやってみたところ、だいたいできました。こちらは映画検定と違って3級・2級ですね。お試し問題は「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の中からしか出題してなかったのが良かったようです。まあ、受験地が遠いから受けませんけどね。映画検定も東京・大阪・名古屋になりはしないのかな?

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2008/06/01

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は14日・15日に先行上映!

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 6月21日公開の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」ですが、どこの劇場でも14日・15日先行上映となって、もうオンラインチケットを発売していますよね。いつもは前売券を購入するところなんですが、14日はTOHOシネマズでは1000円で見られる日。よって、TOHO宇城バリューで14日鑑賞の予定です。

 ところが、本日、シネプレックス熊本へ行った時、「日本最速13日24:00上映」と書いてあったのですよ。13日24:00ということは、14日になっているのだから、先行上映期日は間違ってはいませんが、これはナイトショーですよね。昔はナイトショー大好きでしたが、今はぜんぜん体力が持ちません。TOHOシネマズはませんで一度アンケートでナイトショーのことを聞かれましたが、やっていないということはそれほどの入場はなかったのでは?と推測します。

 「ダビンチ・コード」のときだったと思います。朝から初日満席のニュースが流れていましたが、シネプレックス熊本の午後3時頃の上映開始の回は全席の半分くらいしか埋まっていませんでした。それでも、全国のランキングは一位なのです。上映館が多いなら、たいていその週の一位を取ることはできるようです。毎年スクリーン数は多くなるものの、入場者数は前年より減っています。私は前年より劇場での鑑賞回数は増えていますが、私は特殊みたいです。今回の「インディ・ジョーンズ」ですが、人気シリーズだからある程度のヒットは見込めると思いますが、熊本の劇場でも土日満席になれるのでしょうか?

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「ラスベガスをぶっつぶせ」つぶせなかったじゃないか!

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 今日は1日。映画の日なので結構多かったです。私の後ろの子に「あなたたちはいくらなの?」って聞いたのですよ。そうしたら私と同じ1000円というじゃないですか!大人の1000円は安いと思うけど、子供の1000円は高いですよね。あの子らは何の映画を見たのかな?私は「ラスベガスをぶっつぶせ」です。数学の天才がブラックジャックで大儲けする話だと思って見に行きました。シネプレックス熊本でです。コーラが少し上がっていました。

 原題は「21」。ブラックジャックはディーラーから配られたカードの合計が「21」を越えることなく、最も「21」に近い数字を得ることを競うゲームです。手札が「21」を越えると「バスト」と呼ばれ、負けになります。マサチューセッツ工科大学の学生はカード・カウンティングという手法を使います。すでにゲームで使われたカードを記憶することにより、未使用のカードを予測、分析する。そして分析結果から賭け金を増減させ、カードの引き方を変動させる手法だそうです。要するに、頭がいい人で冷静な人じゃないと、やろうと思ってもやれないというわけです。合法と彼らは映画の中で言っていましたが、カジノ側に見つかって痛い目に合っていますのでやらない方がいいですよって映画では言っている感じがしました。

 ケビン・スペイシー、ローレンス・フィッシュバーンが出演。他の子らは私は知りません。途中からトイレに行きたいと思っていたので後半長いな~って感じました。熊本県ではシネプレックス熊本、TOHOシネマズはませんと光の森で上映中。デートムービーなのか1日の1000円が効いたのか結構この劇場にも入っていました。今週のベスト5位くらいには入るかな?

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