「イキガミ」ほぼ原作どおり!

2週間ぶりにTOHO宇城バリューへ行きました。駐車場もロビーも空いていました。松田翔太主演の「イキガミ」を見ました。TOHO宇城バリューで一番大きな劇場(300人以上入る)なのに、入っていたのは30人くらい。初日なのにずいぶんと寂しいですね。
今月初め、劇場で映画「イキガミ」の試し読み小冊子をもらいました。「コマツナ」編・滝沢和子編・盲目の少女編の3編をうまく脚色していました。予告編ではこの3つの話のように言っていたけど、もう一編を導入でちらっと出しています。私は試し読みコミックを読んだ後、ゲオのレンタルコミックで5巻とも読んだので、この導入部の話にも付いて行けました。
「イキガミ」配達人となった人は、厚生保険省のエリートなのだそうです。主人公は自分の役目に疑問を持っています。この疑問をそのまま口にすると「退廃思想者」と認定させられます。国家繁栄のためにこういうことが許されるんでしょうかね?まるで昔の「治安維持法」みたいに感じられます。この法律のおかげで若者の自殺が抑えられていると映画の中では言っています。納得できないですね。「コマツナ」編と盲目の少女編では泣けました。ただ、涙に温かみは感じられませんでした。原作どおりで悪くはないんですが、何かが足りないという感じはあります。
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