「ホームレス中学生」は全部中学時代の話になっていた!
続けて見たのは、「ホームレス中学生」。宇城バリューで一番大きな劇場でありましたが、入りは「ICHI」より多かったものの、数十人というくらいの入り。これで今週の一位になれるんでしょうか?
この原作は千丁図書館まで借りに行き2日で読みました。原作は中学2年の夏休み直前に家に入れなくなったときから高校卒業してよしもとの学校へ入るまでの話であり、原作のタイトル「ホームレス中学生」というのはおかしいと思っていましたが、映画では全ての出来事が中学生のときの話になっていました。工藤先生は原作では中学の先生ではなく高校の先生だし、家出事件も「時速10キロ女」の話も高校の時の話なんですよ。まあそこが映画なんでしょうが。
私は差し押さえにあった家の中に入ったことあるんですが、タンスとか家具にベタベタ赤紙が貼ってあったものの、こたつとテレビには何も貼ってなくて普通に生活しておられました。だから田村家がなぜ鍵まで替えられて家の中に入れなくなったのかよくわかりません。お父さんは子供たち3人に簡単に「解散」と言って逃げましたが、あんなことがするには何かすごい事情があったはずなのに、原作にもそのへんは書いてなかったけど、映画でもそのへんについては語られませんでしたね。
小池徹平と兄貴役の西野亮廣は横顔がそっくりで本当に兄弟に見えました。池脇千鶴ちゃんも役柄どおり高校生に見えましたね。オープニングの鉛筆を小池一平がメチャメチャ口に加えているシーンには笑いました。田中裕子の大阪のおばちゃん役は一番すごかったです。黒谷友香の工藤先生はもう少し活躍してほしかったな~。最後はかなり泣けます。
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