「グラン・トリノ」見て良かったと思えた作品!
クリント・イーストウッド監督主演の「グラン・トリノ」をシネプレックス熊本で鑑賞しました。この映画は、TOHOシネマズはませんでも光の森でもやっていたのですが、お昼の2時台での上映がなかったので、シネプレックス熊本にしました。(ワーナーマイカルシネマズ熊本クレアでもやっていたとは知りませんでした。)到着がギリギリでしかも105席しかない劇場なので一番前の席になってしまいました。ほぼ満席です。
近すぎて画面がゆがんで見えたのは初めてです。それでもこの映画を見て良かったと思いました。この映画に出てくるアメリカの地域では銃がないと本当に危ない地域のようです。クリント・イーストウッド扮するウォルトはかなり偏屈おやじ。奥さんが亡くなって葬式に来た自分の孫娘のへそピアスにご機嫌斜めになります。おやじはフォード勤めだったのですが、息子はトヨタの車のセールスマンだそうです。タイトルの「グラン・トリノ」というのが車の名前とは知りませんでした。このイーストウッドおやじの名車を悪どもに脅されて盗みにきた隣のタオ少年とのかかわり。その姉スーをある事件でこのイーストウッドおやじが助けたことで隣との交流が始まります。お隣の住民はモン族だそうです。東南アジアの民族でベトナム戦争でアメリカに加担したためにアメリカに移民しなくてはならなくなったそうです。イーストウッドおやじはフォードに勤める前は朝鮮戦争で人を殺した経験を持つ設定。公式サイトにある「老人は迷っていた、人生の締めくくり方を.......。少年は迷っていた、人生の始め方を........。」というキャッチフレーズは本当によくこの物語を表しているなあ~って感心しました。
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