島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」

本日封切の「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」をワーナー・マイカルシネマズ熊本クレアへ朝から見に行きました。午前9時45分の回です。九州先行ロードショーということで、今日から熊本ではDenkikanと熊本クレアで上映されたのですが、劇場内は10名ほどでした。
「佐賀のがばいばあちゃん」は島田洋七の自伝小説で2006年に吉行和子主演で一度映画化されています。単館系では2006年の最大のヒットと言われていて、その後、テレビドラマにもなりました。それなのに、また原作者自らメガホンを取り、映画化しなおす必要はあったのか?映画が始まってすぐにその疑問は解けました。舞台は昭和33年、昭広少年が広島から佐賀のおばあちゃんのところへ預けられるところから始まりますが、駅の風景や町並みが前回の映画化のときよりもっと昭和に見えます。前回の映画では自分が見た昭和33年ではなかったと思ったのではないかな?
お笑いの人がメガホンを取ったのでクスッと笑えるシーンは結構ありました。ただその分、前回の方が泣けるシーンは多かったと思います。前回はマラソン大会のときにかあちゃんが応援に来たんですが、今回は野球の決勝戦に応援に来ています。洋七さんも野球部の監督の役で出ています。この中学野球大会の試合中、ピッチャーの背中からカメラが昭広を覗いて昭広がそのままバットを振るシーンがありました。ピッチャーのすぐ後ろだから強化ガラスを置いてカメラを回しているのでしょうが、怖い撮り方だな~って思いました。前回同様、島田紳助は友情出演。中学教師の役でした。特別出演は東国原宮崎県知事。郵便屋さんとして登場。

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