「告白」(湊かなえ著)はすごいです!
図書館に予約していた湊かなえ著「告白」。本当は先週の火曜日には読みだすことはできたのですが、ニュース検定を受験するためにあえて日曜日まで借り出しには行きませんでした。読みだしたのはニュース検定が終って小川町のTOHO宇城バリュー近くで食事した時。このときはまだ第一章の「聖職者」だったからそんなに驚きはしませんでした。その後帰宅してからちょっとだけ読みました。第二章「殉教者」。あれ?今度は女生徒が主人公だ。第三章「慈愛者」。少年Bに殺された母親の日記を姉が読むという形式。主人公が違うので少しずつ視点が違っているのです。第四章・第五章と進んでいくうちに少年A・Bの心の内がわかってゆきます。久々引き込まれてしまいました。さすがに今年の本屋大賞のことはあると思いました。このような構成は「羅生門形式」とか言わないのでしょうか?昨年見た映画「バニシング・ポイント」みたいな感じを受けました。しかし、この小説は映画にはならないでしょうね。
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