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2009/10/31

「わたし出すわ」何も言えね~!

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 本当は明日1日に見に行くつもりだったが、急きょ熊本近くへ行く用事ができたので、ついでに鑑賞してきた。見た映画は小雪主演の「わたし出すわ」。熊本県では電気館のみの上映で、初日なのに数人しか入っていなかった。配給:アスミックエースだからね。



 この映画のテーマは「お金とその使い方」。東京から故郷函館に帰ってきたマヤは高校の同級生5人に彼女彼氏たちの夢にポンと出資する。市電の運転手の道上は世界の市電めぐりをしようとしたら、そのお金を使って奥さんがホストに入れあげてしまった。玉の輿に乗ったサキは最初はマヤに服をプレゼントしたりしていたが、旦那が急死すると借金生活に。ホステス生活になってマヤに金を無心に行く。そのサキにマヤは金塊5キロを「自分の全財産」と言って渡す。他のお友達もマヤの好意を受けるが、何でこんなにマヤが金持なのかいぶかしがる。



 冒頭、マヤが函館に帰ってきて引越しのお兄さん二人にポチ袋に10万円を入れて渡すところからびっくりする。彼らは1万円と思っていたら10万円だった。私も1万円なら「ありがとう」で受け取るだろうが、それ以上のお金ってやはり何でくれるのか?が先に考えてしまって受け取れないだろう。高校の友達には10万円ではない。数千万の人もいるようだ。マヤが望んだような使い方をしたのは小池栄子が扮した平場だけだろうな。



 あの金の出所は一体どこなのか?映画ではそのへんのことは描かれていない。何の言えね~って感じだった。

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2009/10/29

「すべての風景の中にあなたがいます」

 RKKの試写会に応募したら当たってしまった。シネプレックス熊本で10月31日より上映される梶尾真治原作の「すべての風景の中にあなたがいます」。今年三月に上演した舞台劇をデジタル上映したもの。原作者が熊本の人なので、劇中の人物も熊本にちなんだ名前や知名が登場する。演劇なので登場人物は少ない。笑いもあり、泣けるところもある。感動した。うっすら涙を浮かべた。映倫マークが出なかったので不思議な感じになった。

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2009/10/27

「風が強く吹いている」駅伝映画がこんなにおもしろいとは!

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 KKTのうわさの試写会に当たったので、ワーナー・マイカルシネマズ熊本クレアへ行った。クレアでは今年4回映画を見たが、ちゃんとお金を払ったのはたったの1回しかない。3回は試写会だったのだ。クレアは熊本県内シネコンでは4番目にできたけど、席と席の間が狭いとか、席にかばんかけがないとか、劇場内にトイレがないなど私には設計ミスではないかと思える。それにクレアでしか上映していない映画ってほとんどないので、こんなに入場が少ないのだ。



 さて、本日鑑賞したのは「風が強く吹いている」という映画。寛政大学の学生10人が箱根駅伝を目指すという話。私は箱根駅伝をテレビで全編を通して見たことはない。走る話でこんなに盛り上がるとは思いもしなかった。主演は小出圭介となっていたが、林遣都の方が主役じゃなかったかな?林は「バッテリー」では中学生の役だったけど、実際の年齢は今年19歳。確かに大学1年生の年齢なのね。この映画にも仮面ライダー俳優がいた。仮面ライダーゼロノスの中村優一だ。映画の中では「王子」と呼ばれていた。「タッチ」の斉藤兄弟も出ていた。紅一点の水沢エレナはテレビドラマ版「恋空」のヒロインだ。今度の箱根駅伝はちゃんと鑑賞しようと思った。

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2009/10/25

「天使の恋」って「恋空」みたい!

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 木曜日から始まったGYAOのオンライン試写会。今回は1万名なので簡単に当選すると思っていたのに、本日までかかった。ID4つのうち、本日3つ目がヒットした。見た映画は佐々木希主演の「天使の恋」。現在放送中の「仮面ライダーW」のヒロイン山本ひかる、「仮面ライダーキバ」のときの加賀美早紀、「仮面ライダー龍騎」のときの津田寛治も出演。



 この映画の予備知識は全くなし。「天使の恋」というタイトルに違和感を覚えた。これが天使?って思ったのは確かだ。原作:sin著「天使の恋」ってチラシには書いてあって、これって「恋空」と同じ携帯小説?って思ったら案の定だった。今どき「援助交際」ってあるの?主人公の援助交際の相手は「帰ってきたウルトラマン」の団次朗だった。正義の味方も落ちぶれたもんだ。高校生4人が私服で闊歩するシーンはまるで「セックス・アンド・ザ・シティ」だ。



 「恋空」は全編携帯で読んだからかなり衝撃を受けたものの、今回は最初から映画から入ったので、あまり感動はしなかった。映画「天使の恋」は11月7日より全国公開される。自分にとってこの映画は映画館でお金を払って見るような映画ではないことは確かだ。



 

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2009/10/24

本日3本はしごす!かなりくたびれた!

 朝からシネプレックス熊本で「ATOM」を。それから、八代に帰って「ゆずり葉」を見て、宇城バリューへ行って「沈まぬ太陽」を鑑賞。午前8時半に家を出て、午後10時過ぎに帰宅。見た映画は3本だけど、「沈まぬ太陽」はインターミッションがあるくらい長い映画。普通の映画なら2本分くらいある。久々のはしごはくたびれた。

 「ATOM」はもう公開3週目に入っていた。日本語吹替版だし、前売券を購入していなかったらまず見なかっただろう。一人かな?って思いながら劇場に入ったら、一人女性が見に来ていた。「ATOM」は私が知っている「鉄腕アトム」とはかなり違っていた。テンマ博士は天馬博士ではないようだ。「ビルでいいよ」とか言っているところを見ると、ハーフなのかな?筋も設定もかなり変わっていた。あの筋で日本人はなじめるのだろうか?ちょっとびっくりしたのは、この映画は「米香港映画」となっているところ。エンドロールでかなりの中国人名が出てくる。

 「ゆずり葉」は全日本ろうあ連盟創立60周年記念映画だそうで、八代ハーモニーホールにて見た。最初に手話で主催者が挨拶した。劇中も手話のオンパレードで、映画の下の部分に会話部分と音について字幕がついていた。昔見た森田芳光監督の「ハル」みたいだった。脚本がなかなか良くて泣けます。普通の映画館では上映しないので、どこか近くで上映会があったら見に行ってほしいです。きっと感動します。

 そして、「沈まぬ太陽」。とにかく長い映画。御巣鷹山の話が出てくるので、「国民航空」というのは「日本航空」のことだとわかります。香川照之扮する八木が倉庫の中の株主優待券を大量に持ち出し、金券ショップに売りに行くシーンがありました。それで裏金を工面するのです。こんなことばかりやっているから、日本航空は今たいへんなことになっているんだ!と思いました。

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2009/10/12

「カイジ」複利の怖さがわかる映画!

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 土曜日に1本しか見れなかったので、本日「カイジ」をまた宇城バリューまで行って見てきました。「さまよう刃」より断然入っていましたので、ひょっとすると、この映画が今週の一位なのかな?って思いました。



 「カイジ」は劇場で配っていた薄いコミックを見ただけです。「エスポワール」という名の船に乗るまではコミックで見ましたが、その後の展開はぜんぜん知りませんでした。香川照之が「利根川」なんですね。遠藤は原作では男ですが映画では女性で天海祐希が演じています。この映画には友情出演と書いてある人が二人います。一人はもたいまさこ。彼女はワンシーンなので友情出演でもいいのでしょうが、佐原役の松山ケンイチも友情出演となっています。友情出演ってノーギャラか格安ギャラだと聞いていますが、彼は鉄骨渡りのシーンではずっと出ずっぱりですよ。撮影期間が1日や2日では済まないはず。友情出演の割にはずいぶんと長く拘束されたでしょうに。



 主人公カイジが前のバイト仲間の保証人になったときそのときの金額は30万円。20ヶ月後に遠藤がカイジに請求したのは何と202万円なのです。複利だからこういうことになるのです。当然払えません。それで一夜で借金をチャラにできるというので、「エスポワール」という船に乗ることになるのです。「限定ジャンケン」のシーンに仮面ライダーキバのときのビショップ役だった村田充が出ていました。カイジ同様、「クズ」の役です。限定ジャンケンで彼が勝ったか負けたか私の記憶でははっきりしません。原作者の福本伸行さんもちらっと出てこられました。



 映画的演出はかなりあったものの、かなり楽しめたと思います。劇場での鑑賞をお勧めします。

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2009/10/10

「さまよう刃」予告編で見るより暗い話かな?

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 本日初日の映画「さまよう刃」をTOHO宇城バリューで見てきました。本当は「カイジ」も見たかったのですが、午後から明日の校区民体育祭の準備のため1本だけ見て帰ってきました。



 未成年の犯罪をどのようにするのか?重いテーマで涙を流すことはぜんぜんなかったものの、う~んとやはり考えてしまいました。予告編で見た電話のシーンは本当に冒頭のシーンです。自宅近くで娘が電話を入れたすぐ後にその娘は暴漢に襲われるのです。襲われた場所は床屋の街灯がグルグル回っているところ。特別に暗いところというわけではありません。あんなところで襲われたらたいへんですよね。娘を奪われた父親はどうするのか?未成年者は更生の名のもとに数年で世の中に戻ってくる。これって怖いですよね。



 これってもう一本、未成年の犯罪者側の弁護士の目を通してまたこの映画を見てみたいですね。そんな気持にさせられた不思議な映画でした。

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2009/10/08

「ワイルドスピードMAX」は飛ばしすぎ!

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 久々、テレビ熊本で試写会が当たったので、TOHOシネマズ光の森へ行った。10月9日(金)より公開の「ワイルドスピードMAX」だ。ヴィン・ディーゼル主演。先週は映画館へは行ってなくて、「ゼロの焦点(61年版)」「激突」「ブレードランナー」とDVDで鑑賞したが、やはり、劇場で見る映画は迫力が違うなって思った。全編、すごい走りのオンパレード。エンディングにこういう走りは危ない!とわざわざ注意書きが出てきたのには笑ってしまった。あんな走りは普通の人にはできないよ。何にも考えないでスカッとしたい人にはお勧めかな?

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