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2010/01/31

「おとうと」みどりのいえのモデルは実在した!

 昨日は父の様子を見に行ったので、映画は見に行けなかった。今日は朝から午前10時の回に出かけた。TOHO系シアターは今は今年の年賀はがきの番号の末尾が「1」か「4」のものを持参すると、千円で入場できるというキャンペーンをやっている。今年もう3枚使ってしまった。今日はロビーにはいつもより多くの観客があふれていた。チケット売場も1・2分は待たなければいけなかった。劇場は、3番劇場。見た映画は「おとうと」。私より年配者が多いように感じられた。あの人たちは「サユリスト」なのだろうか?今日の入りから推察するに、今週のベスト5位以内には入っているのではないかと思う。大ヒットだ。

 予告編で「男はつらいよ」がちらっと出てくるが、本編でも出てくるとは思わなかった。吉永小百合さんは団塊の世代の生まれという設定。今風に言えば、「アラ還」だ。その一人娘は蒼井優。小百合さんは映画の中では30代後半に蒼井優を産んだという感じになるな~。蒼井優のお父さん役の人はすでに他界しており写真のみの出演かと思いきや、ちゃんと別の役で出てきた。賢い姉と馬鹿な弟の話。寅さんみたいな感じを持って見に行ったが、あまり寅さんのイメージはわかなかった。泣けて笑える映画だ。中居正弘がワンシーン出演している。

 映画の中では「みどりのいえ」と言って登場するがモデルは山谷にある「きぼうのいえ」だそうだ。こんなすごいところがあるのにびっくりした。この「みどりのいえ」の話はもっと映画になるではないかと思った。

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2010/01/28

「インビクタス/負けざる者」モーガン・フリーマン最高!

 劇場の応募箱に投函していたら、この映画も当たった。モーガン・フリーマン主演の「インビクタス/負けざる者」だ。ご存じクリント・イーストウッドの30本目の監督作品だ。モーガン・フリーマンは私の好きな俳優だ。マンデラ大統領を演じるのだが、よく似ていたと思う。マンデラ大統領の名前は知っていたが、あんな人物だとは知りもしなかった。

 政権交代が起き、マンデラ大統領が南アフリカの大統領になる。大統領の警備には黒人だけでなく白人の公安も入ってくる。白人の公安は大統領命令だからと言う。黒人は白人を信用していなかったが、ラストで白人黒人関係なく自国のラグビーチームが優勝をしたときに抱き合うのを見て目頭が熱くなった。その自国のラグビーチームの主将役がマッド・ディモン。南アフリカのチームなのに黒人はたった一人しかいない。あとは皆白人だ。このチームはめちゃくちゃ弱い。1995年に南アフリカでラグビーのワールドカップが開催される。自国で開催されるので無条件で南アフリカのチームは参加できるがすぐ負けると言われたチームがなんとその年のワールドカップに優勝してしまう。だいたい、あらすじはわかっているが、それでも涙が流れてきた。

 この映画は今年のアカデミー賞で主演男優賞を取れるだろうか?非常にアカデミー賞の行方が気になる作品だ。

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2010/01/23

「サヨナライツカ」も沓子と光子なんですね。

 今日から封切られる中山美穂主演の「サヨナライツカ」。どうしようかと迷っているうちに今日は行けなくなってしまいましたが、ちょっと気になったことがあります。この映画の原作者は辻仁成。中山美穂の旦那です。あらすじを読んでいると、好青年を誘惑する女が沓子。好青年の婚約者が光子だそうです。あれ?これって2007年末のFMラジオ小説「トーキングブック」の中にあった「好青年」と同じような話だ。映画の舞台はタイだが、「好青年」はニューヨークだったかな?原作者は「好青年」も同じ辻仁成。設定がそっくりなのです。

 もう一つ気になるのは、この映画が「R-15」指定だということ。えっ、中山美穂が脱ぐの?そんな書き込みあるのかな?探してみようっと。

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国民的じゃんけん大会様?

Tamura


 本日母と一緒に出かけていたときに郵便局の不在通知が入っていて、「国民的じゃんけん大会様」からお預かりしている荷物があるという。「国民的じゃんけん大会様」って何?って思って、インターネットで検索したら、⇒これ!1月2日に大学駅伝を見ていたときにCМがあっていて、田村正和にじゃんけんで勝ったら、賞金1000万円(1名様)・麦とホップ12缶を10万名様に当たるというもの。これって確かアクセスが集中しすぎてインターネット画面がずっと変わらずに2時間後くらいにやっと応募ができたもの。いつもじゃんけんに弱い自分が田村正和にじゃんけんに勝ったというのはちょっとうれしい。1000万円は当たらなかったものの、麦とホップはゲットできた。



 そのじゃんけん大会のページの別ページを見ると、アクセスが集中しすぎてごめんなさい!と「お詫びキャンペーン」というのもやっていた。今度はQUOカード 1,000円分X1万名様だそうだ。今度はテレビで言っていたわけではないので、1万名様でも私は当たるのではないかと思ってしまい応募してみた。当たったらまたプログで報告します。

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2010/01/22

「サロゲート」こんな未来は嫌だ!

 ブルース・ウィリス主演の「サロゲート」。本日初日なので見に行った。午後6時の回は、入場者2人。やはり、ブルース・ウィリスは「ダイハード」以外はダメみたいですね。

 タイトルの「サロゲート」とは「身代りロボット」のことのようで、遠隔操作で人間(オペレータ)がロボットを操作するという。このへんは大ヒット中の「アバター」にも通じるみたい。ブルース・ウィリスはトムというFBI捜査官なのだ。何か若い。髪の毛もある。案の定、トム・グリアーはサロゲートだった。町を闊歩しているのは皆サロゲートだという。何か薄気味悪い世界だ。これが「最高の人生」なのだろうか?

 字幕は、戸田奈津子さんだった。最近あまり戸田さんの字幕作品を見ないが、たまにお名前を拝見するとちょっとうれしい。

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2010/01/19

「ゴールデンスランバー」たいへんよくできました!


 劇場の応募箱に入れた試写会が当たった。昨年末に原作本を3日で読んだ「ゴールデンスランバー」だ。映画冒頭の17分間の映像(あれ?もうなくなっている!)も二回見た。auのキャンペーンでも「ゴールデンスランバー・ビハインドストーリー」というのもやっていてこれも見ていた。だから、何でそういうふうな展開になるのかもわかった。邦画って説明が足りないところがある。原作を読んでいると何でこんなふうになるのかをよくわかる。



 原作では出てこないシーンで映画は始まる。春子と旦那と娘がエレベータに乗り込み、知らないおじさんと娘がぶつかる。これって何であるのかな?って思っていたら、ラストにちゃんとここにつながるシーンがある。へぇ~と思った。原作には春子たちがなぜ青柳が犯人ではないと思うかを詳細に書いてあるけど、映画ではこのへんの説明がほとんどない。ビデオに映っている青柳君は彼らの知っている青柳君と癖が違うのが春子たちにはわかっているからだ。上映時間が2時間を超えてしまったため、エレベータで青柳を見かけたという目撃談のシーンとかはしかたなくカットしたのではないかな?って思った。



 テレビニュースを見ている入院患者の田中君(波岡一喜)はauのビハインドストーリーでは主役だ。映画本編で大活躍する柄本明と同室という設定。auでのインタビューでもみあげの長さを話していたから気にして見ていたら、映画本編では田中君のもみあげは短かった。auのは後から撮影したようだ。濱田岳君がこの映画にも登場している。「キルオ」役だ。「ビックリした?」を連発する。ちょっと変わった役だ。「今度は愛妻家」とは全く違った役。結構はまっていた。



 本当の公開日は1月30日(土)。東宝配給なのでかなりの劇場で見ることができると思う。原作もおもしろいので、よければ映画鑑賞の前に読んでおいた方が小さなことにも目を配ることができて楽しめるのではないかと思う。

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2010/01/16

「今度は愛妻家」ラストはもっとひねってあると思っていた!

 本日初日の「今度は愛妻家」。ご存じ熊本出身の行定監督作品だ。監督は毎月1回FMKでラジオをやっているが、先月と今月はこの「今度は愛妻家」の話をされていた。私は監督で映画を観るかどうかを決めていないが、映画検定を受験するようになってから、その作品の監督は誰かを気にするようになった。月一の行定監督の番組は監督の考え方がよくわかる良い番組だ。

 番組でのこの映画の感想はもちろん行定監督のファンということもあり悪く言う人はいない。そんなに評判がいいなら私が見てやろうと思って本日宇城バリューに見に行った。薬師丸ひろ子がかわいかった。トヨエツがぐーたら亭主をしていて、これは前にもあったような感じを受けた。濱田岳君も気弱な好青年役というのは以前もしたから驚きもなかった。水川あさみの気の強い女というのは意外に感じた。それにもまして意外な役なのは、「オカマの文ちゃん」役の石橋連司。気持ち悪さがよく出ていた。何でこの人がトヨエツの家に出入りしているの?って考えていたら、私の予想はどんぴしゃり。ラストは私の予想通りだったので、そんなに驚かなかった。観客は確かに年齢層が高いように感じた。私も少し泣いたが、前の席の観客はずっと鼻をズルズルしていた。私としては笑いが多いと思った。

 この映画の後に来月また行定監督作品が公開される。2月20日(土)公開の「パレード」だ。配給会社がショーゲートなので、熊本ではTOHOシネマズはませんのみの上映だ。「今度は愛妻家」は東映なので、熊本県下の5つ全部のシネコンでかかるから今週のベストテンに顔を出すが、「パレード」は公開初週ベストテンは無理だろう。

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2010/01/09

「キャピタリズム~マネーは踊る」眠たかった!

 昨年12月より東京では公開されたが、熊本では今日が公開初日の「キャピタリズム~マネーは踊る」をTOHOシネマズ光の森へ見に行った。ロビーにはかなり人がいた。熊本県には5つシネコンがあるが、一番賑わっているのはたぶん光の森ではないかと思う。

 初日だけど、こういう映画は好き嫌いが多いと思う。入場者は私ぐらいの年齢の人たちばかりのような感じだった。ドキュメンタリーなので、音楽は派手だが、中身は監督のマイケル・ムーアが語るだけ。サブプライムローンで焦げ付き、自宅から強制退去を求められるシーンから始まった。表側と内側と同時に撮影されていたのにはちょっとびっくりした。ただ、その後もムーアが淡々としゃべっていて、あまりよくわからなくなった。たぶん、私は寝たのではないかと思う。私と同じ列の少し離れたところにいた夫婦らしい人たちは途中退場した。予告編に出てきた黄色いテープをムーアが貼るシーンはラスト近くにあった。

 なんとなくわかったのは、ムーアに言わされば、こんな資本主義にした犯人はレーガン大統領だとしたこと。株式投資を推進したのがよくないそうだ。ムーアの主張は資本主義と民主主義を混同しているように私には思えた。前作の「シッコ」ほど今回は共感できなかった。

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2010/01/01

「パブリック・エネミーズ」ジョニー・デップは田代まさしか?

 12月12日にこの映画は見るはずだったのに、たまたま「ワンピース」の公開日と重なったために、私の3本鑑賞の予定が狂ってしまって、本日の鑑賞となりました。ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」。前売券を買っていたのでそのまま前売券で入場しました。今日は1000円で見れる日なのに、高くついてしまいました。この映画はすでに3週過ぎていて、いよいよ明日からは4週目。今は1日2回しか上映がないので、そろそろ危ないかな?って思ってあわてて見てしまいました。

 個人的なことですが、今日は私午前4時に目を覚ましました。だから、映画が始まってもあくびの連続。おもしろいと思うほどではなく、かと言っておもしろくないわけでもない。これってアクション映画かと思っていたけど、アクションもだけど、天下の義賊デリンジャーとその恋人ビリーの恋物語のようで、そのへんが私にはあくびの原因になったのではないかな?私が見るジョニー・デップはメイクしまくりなのに、これではそんなにメイクはないので別人のように思えます。劇中、ジョニー・デップがサングラスをかけているシーンで私には田代まさしに見えてしまいました。それにデリンジャーは実在の人物ですが、本物はジョニー・デップに似ていないと思います。

 さて、ラストで映画館の前でデリンジャーは射殺されるのですが、見ていた映画はクラーク・ゲーブルが出ていた「男の世界」という映画。クラーク・ゲーブルの相手役の女はビリー役のマリオン・コティヤールがやっていたように私には思えたのですが、あれは違いますかね?ラストの言葉「バイバイ・ブラックバード」とは?誰か解説お願いいたします。こんなのがわからないから、いつまで経っても私は映画検定2級に合格できないんでしょうね。

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