「ゴールデンスランバー」たいへんよくできました!
劇場の応募箱に入れた試写会が当たった。昨年末に原作本を3日で読んだ「ゴールデンスランバー」だ。映画冒頭の17分間の映像(あれ?もうなくなっている!)も二回見た。auのキャンペーンでも「ゴールデンスランバー・ビハインドストーリー」というのもやっていてこれも見ていた。だから、何でそういうふうな展開になるのかもわかった。邦画って説明が足りないところがある。原作を読んでいると何でこんなふうになるのかをよくわかる。
原作では出てこないシーンで映画は始まる。春子と旦那と娘がエレベータに乗り込み、知らないおじさんと娘がぶつかる。これって何であるのかな?って思っていたら、ラストにちゃんとここにつながるシーンがある。へぇ~と思った。原作には春子たちがなぜ青柳が犯人ではないと思うかを詳細に書いてあるけど、映画ではこのへんの説明がほとんどない。ビデオに映っている青柳君は彼らの知っている青柳君と癖が違うのが春子たちにはわかっているからだ。上映時間が2時間を超えてしまったため、エレベータで青柳を見かけたという目撃談のシーンとかはしかたなくカットしたのではないかな?って思った。
テレビニュースを見ている入院患者の田中君(波岡一喜)はauのビハインドストーリーでは主役だ。映画本編で大活躍する柄本明と同室という設定。auでのインタビューでもみあげの長さを話していたから気にして見ていたら、映画本編では田中君のもみあげは短かった。auのは後から撮影したようだ。濱田岳君がこの映画にも登場している。「キルオ」役だ。「ビックリした?」を連発する。ちょっと変わった役だ。「今度は愛妻家」とは全く違った役。結構はまっていた。
本当の公開日は1月30日(土)。東宝配給なのでかなりの劇場で見ることができると思う。原作もおもしろいので、よければ映画鑑賞の前に読んでおいた方が小さなことにも目を配ることができて楽しめるのではないかと思う。
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同室するの?
投稿: BlogPetのミッチー | 2010/01/20 14:32