「ロストクライム~閃光~」三億円事件と関係があるなら、タイトルに入れればいいのに。
昨日から熊本県ではシネプレックス熊本だけで公開されている「ロストクライム~閃光~」を見た。三億円事件がこの映画の主テーマであると知ってすごく見たくなった。三億円事件を扱った作品は好きで、以前も「初恋」を見た。これは三億円事件はちょっとでそんなにおもしろいものではなかった。この映画は現代の事件が三億円事件につながっているという設定で、結構おもしろく見せてもらった。
三億円事件は、1968年12月10日午前9時半ころ、府中刑務所横の道路沿いで白バイ警官に扮した男に現金輸送車を乗り逃げされた事件でというくらいは誰でも知っているだろう。事件5日後に白バイ警官の息子が自殺したというものは以前何かのドラマで見たことがある。今回もその説も採用されている。だけど、確かに白バイ警官の息子が自殺してしまったとしても遺留品がたくさんあるのに時効になるほどの難事件とは思えない。この犯人グループの一人に当時警視庁ナンバー2の娘がかかわっており、それで捜査を上からストップさせられたという説がこの映画では加えられている。よって、現代の事件を調べている新人刑事と老刑事が三億円事件との関連性を調べているうちに警視庁から妨害されるようになるというのがこの映画の見どころ。
主演の渡辺大は渡辺謙の息子で顔立ちは良く似ている。老刑事は奥田瑛二。テーマはおもしろいのだけど、物語にあまり深みがないように感じたのはなぜ?期待が高かった分だけ減点しちゃったよ。
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