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2011/05/28

「マイ・バック・ページ」

 今日はもう一本見た。妻夫木聡×松山ケンイチ主演の「マイ・バック・ページ」だ。この映画の配給がアスミックエースだったので、熊本県ではTOHOシネマズ光の森だけの上映だ。それで、「プリンセス トヨトミ」も光の森での鑑賞になったわけだ。

 1969年は私は中学2年生。1971年は高校1年。この頃、ベトナム戦争が起きていたことは知っていた。しかし、日本で全共闘のような戦いが起きていたことはほとんど知らなかった。私より7歳くらい上の人たちの話なのに。自衛官殺害事件は本当にあった話みたい。映画ではその犯人は「赤邦軍」となっていたが、実際は「赤衛軍」みたい。記者の沢田は松山ケンイチ扮する梅山にシンパシーを感じているようだ。年齢が近いのであの歳の人たちは世の中を変えないと!と思っていたのかな?その気持ちは私にはわからなかった。松山ケンイチも妻夫木聡も役にはなっていたかもしれないが、思想的にはわかったのかな?劇中に流れる曲は懐かしいものばかり。内容的に重くて私には不向きな映画だった。

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「プリンセス トヨトミ」滑稽な話で着いていけない!

 小雨の中、TOHOシネマズ光の森へ。見た映画は「プリンセス トヨトミ」。大阪が全停止した時に綾瀬はるかが走り回るのだが、その時彼女の胸が揺れる、揺れる。綾瀬はるかは会計検査院の職員で、大阪の「財団法人ОJО」を検査しに行く話。原作は「鴨川ホルモー」の万城目学なので、設定が奇想天外。大阪は明治政府に「大阪国」として認められているという。会計検査院の副長の松平と大阪国総理大臣真田幸一。昼間はお好み焼き屋のおやじというのが驚き。おもしろかったけど、ラスト近くの富士山の十字架は何の意味があるのかな?

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2011/05/24

「ブッダ~赤い砂漠よ!美しく~」砂漠のシーンはなかった!

 KKTのうわさの試写会が当たった。だけど、いつもはメールで当選通知が来ていたのに今回だけはハガキ!なぜ?と思ってKKTのスタッフに聞いてみた。他の放送局はまだハガキで通知しているのでKKTも今回よりハガキで通知するようにしたとのこと。

 見た映画は「ブッダ~赤い砂漠よ!美しく~」というもの。手塚治虫原作のお釈迦様のお話だ。映画は、お釈迦さまが生まれて青年になるまででまだ悟りを開かれているわけではない。タイトルには「ブッダ~赤い砂漠よ!」とあるが、砂漠は出てこないし、ブッダより奴隷のチャプラが主人公ではないかと思った。チャプラの声は堺雅人。その母親の声は吉永小百合。吉永小百合はナレーションも担当。ブッダの声は吉岡秀隆。私はあまり似合っているとは思えなかった。上映時間は2時間よりちょっと短いくらい。退屈はしない。まだ続きを見たいな~。

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2011/05/20

「パイレーツ・オブ・カリビアン~生命の泉~」3Dでなくてもいいかも?

 本日初日の「パイレーツ・オブ・カリビアン~生命の泉~」。今までの金曜日初日の作品はたいして入っていなかったが、さすがに大ヒットシリーズなので、そこそこ入っていた。私が見たのは午後3時半の回。3Dだった。私は前売券と3Dメガネを持っていたので、300円だけの追加料金を払った。ただ、3D上映の良さは予告編だけであり、本編ではそんなに飛び出ているようには見えなかった。

 さて、映画は前回と違ってジャックが最初から大活躍。危機に陥っても何故か助かっていた。ジョニー・デップはやはりあのような濃いメークをしている方が似合うと思う。「ツーリスト」のときより断然かっこよい。この映画では人魚は顔はかわいいけど人を襲う。怖かった。生命の泉を飲むと不老不死の身体になるみたいだ。でも、人間は寿命が来ないことは幸せではないと思う。ジャックも劇中そのような発言をしていて、その点では同感であった。140分もある映画なのに退屈はしなかった。ただ、エンドロールが終わった後、女海賊のアンジェリカがジャックの人形を拾うシーンがあった。このときまで残っていた人は私以外では一人か二人だった。この映画は最後まで席を立たない方が良いと思う。

 

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2011/05/18

「トイレット」変わった映画!

 今日、ゲオで見つけた「トイレット」。荻上直子さんの作品だ。熊本では電気館でやったようだが、劇場で見れなかったので、本日レンタルした。出演者で日本人はもたいまさこさんただ一人。それも舞台がカナダなので全編英語。もたいさんは劇中、「モーリー、クール」とだけしか言わない変わった映画。観終わって何かふんわりする優しい映画だった。

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2011/05/15

久々10キロ歩いたらきつかった!

 今日は八代市で開催されている九州スリーデーマーチの最終日。私は本日10キロコースを歩きに行った。今回で4回目。以前は家の周りを4キロほど歩いていたが、今は週に一度の777段の石段登りのみで何もしなくなった。昨年は10キロを2時間ぐらいで歩いたが、今年は2時間20分ほどかかった。それにきつさがぜんぜん違う。その後に石段登りはやったが、1往復だけでやめた。足が痛いし重いのだ。歩くのと石段を登るのとは使う筋肉が違うようだ。こんなにきついとは思わなかった。ただ、今回はあまり汗をかかなかった。石段を登った時も1往復だからか汗の出が悪かった。これは体調が悪いの?

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2011/05/14

「ブラック・スワン」実質305円の鑑賞代!

 本日はTOHOシネマズでーで全作品が千円で見られる。本日鑑賞したのは、ナタリー・ポートマン主演の「ブラック・スワン」だ。この映画は11日(水)から公開しているのだが、今回この映画を楽天ポイントを使用してインターネットチケット購入をした。楽天スーパーポイントを695ポイント持っていたので、実質305円で鑑賞したようなものだ。

 さて、この映画「ブラック・スワン」はバレエ映画なので女性客が多かったものの、本年度アカデミー賞主演女優賞受賞作品の割に劇場にはそんなに入っていなくて拍子抜けした。「R15」指定だったからかな?この映画はサイコスリラーなのだそうだ。ちょっと怖いシーンもあるが、あくまでこれは主人公の幻想部分だし、「PG-12」くらいでも良かったのではないかな?ナタリーの自慰行為シーンがあるのがいけなかったのか?

 「白鳥の湖」という言葉は知っていてもそのバレエがどんな話なのかは今回初めて知った。つま先で立つから指を保護するためにあんなに指を巻いたりするんだね。役につぶされる役というのはよくわかった。黒鳥のときのナタリーは自信たっぷりで別人のように見えた。あれがすごいのだろうね。男の私には今一つピンと来なかった。

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2011/05/04

「それでも花はさいていく」三者三様の変態劇!

 先週の木曜日から開催されていたオンライン試写会。私は6つのIDを使って毎日応募していたけど当たらなかった。が、本日6つ目のIDがヒットしたので見た。前田健監督脚本の「それでも花はさいていく」だ。5月7日(土)より公開されるが、たぶん熊本での上映はないと思う。仮にあったとしてもお金を出してまで見たい映画ではなかった。

 前田健は今回脚本と監督だけしてチラッとも画面に出てくることはない。ロリコン・女性の住居に侵入する・マザコンの3つの変態話の映画だ。3つのパートには必ず花の名前が出てくる。「エーデルワイス」「ヒヤシンス」「パンジー」だ。3つの話にはぜんぜん接点がない。「ヒアアフター」のように3つの話が同時進行して最期に3人が会う話を期待したが、最期まで話が交わることはなかった。3つの話の主人公が別の花をほめるか見つめるかしてほしかった。

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2011/05/01

「八日目の蝉」すすり泣きの声が聞こえた!

 この映画はいつものシネコンではなく、熊本市内のはませんまで出てきた。井上真央主演の「八日目の蝉」だ。今日はファーストデーだったのできっと多いだろうと思って事前にネットでチケットを予約してから行ったから並ぶことなくチケットをゲットできた。200人劇場で半分以上いたのではないかな?やはり女性客が多かった。この映画の原作本はまだ未読。サスペンスだということで急に見たくなった。

 井上真央扮する恵理菜は生後4カ月から4歳まで誘拐犯に育てられたという設定。雨の日に夫婦二人は出掛けて、家には赤ちゃん一人。鍵もかけないで出掛けるとは何事!それも片付いているわけではない。ちらかった部屋の向こうで赤ちゃんの泣き声が聞こえる。永作博美扮する希和子は不倫相手の赤ちゃんの顔を一目見ればよかった。だけど、泣いている赤ちゃんは希和子の顔を見て笑う。思わず抱きかかえて連れ去ってしまう。逃亡の日々。途中で「エンジェルホーム」という何か怪しい施設に入る。そこの教祖の役をやったのは余貴美子だ。すごい頭!その施設で知り合ったのが市川実和子扮する沢田久美。この施設にも警察が追ってくるみたいで逃げ出す。そして、沢田の実家の小豆島へと行く。実家は素麺工場だった。ここでの火祭りに親子で出たとき写真に撮られてついに警察に捕まってしまう。これを大人になった恵理菜が4か月から4歳になるまでの自分の行程をたどるような構成になっている。私は男だからそんなにウルウルとは来なかったけど、周りの女性たちがすすり泣くのだ。

 永作博美の不倫相手の田中哲司はああやっぱり!と思える役どころ。森口瑤子のヒステリックな母親役は初めて見た。劇団ひとりが恵理菜の不倫相手というおいしい役どころ。あまり似合うとは思わないが。しぶいのは田中泯だ。タキ写真館の店主。どういう関係かは映画を見てのお楽しみ。連休中見た3本ではこれが一番良かったな。

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