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2011/11/26

「エンディング・ノート」笑って泣けた。

 23日に続いてまた電気館で「エンディング・ノート」を鑑賞した。道路が混んだので上映ぎりぎりに着いた。いつもは予告編があるのに、この映画では予告編も「STOPザ映画泥棒」もなくてすぐに始まった。

 主人公は監督のお父さん。娘が父親のがんの宣告を受けて葬式までをずっとカメラに収めている。とにかくすごく感動した。笑って泣ける映画なんて久々だった。自分も自分の最期を意識してこの手の本を読んだりしていたので、この映画のタイトル「エンディング・ノート」に無性に気になってしまっての鑑賞となった。時間は1時間半。とにかくぎりぎりに劇場に入場したのでこんなに多くの人が見ているとは思わなかった。60人以上はいたと思う。行定監督の「カメリア」よりは断然入っている。この映画を見たら、自分でエンディングノートを書きたくなるだろうね。

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2011/11/23

「カメリア」不思議なオムニバス!

 今日は雨の中熊本へ。八代では妙見祭があっていたが、私は今日から公開のはやぶさの帰還カプセルが気になっていたのだ。午前中、その帰還カプセルを見て、午後から1年ぶりに電気館へ行き、行定監督の「カメリア」を見た。

 「カメリア」は行定監督だけでなく、タイと日本と韓国の監督の三つの短編映画でできている。釜山を舞台に愛をテーマにしているという。タイの監督さんの「アイアン・プッシー」は笑った。女スパイといってもあれはどうみても男でしょ?タイはオカマも名物の一つだからこれもありなのかな?行定監督の「かもめ」には今旬の女優吉高由里子が登場。ソル・ギョングと変わった恋愛物語をすることになる。もう一つの「LOVE FOR SALE」もカルト的な話だ。パンフも売られてなかったのであまり詳細は分からなかった。不思議な感じのする映画だと思った。

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2011/11/19

「アントキノイノチ」元気ですか-は猪木じゃん!


 今日は本当は美里町の「アタック・ザ・日本一」に挑戦する予定だったが、今朝の雨でイベントが順延となったので、「アントキノイノチ」を見ることにした。恋愛映画は苦手なのだが、主人公の仕事の「遺品回収業」というのに興味引かれたからだ。もぎりのお姉ちゃんが今日一番入っていると言っていた割には劇場内は20人くらい。私くらいの年輩の人から私の前の席の若手二人組まで年齢層はバラバラ。



 予告編で「元気ですか-!」って海に向かって叫ぶシーンがあったので、こりゃ、タイトルは「アントキノ猪木」ではないか?って思ったが、過去に暗い過去を持つ2人がそれをふっ切るために叫ぶ言葉が「元気ですか-!」だったのだ。アントニオ猪木を連想したのは、劇中でもそのような会話になっていたから、普通の感情なんだろうな。



 この映画は、若い人は2人の成り行きに目が行き、私みたいに年配者は仕事としての遺品回収業に興味持つんだろうな~って思った。ラストは泣いた。素直に泣いた。見てよかった。ただ最初、主人公の岡田将生が裸で屋根の上に座っているのが何でかな?って感じた。

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2011/11/12

「マネーボール」前半眠かった!

 昨日見るはずの「マネーボール」を本日鑑賞した。先週もソフトバンクのCS戦を車で聞きながら行ったが、今日も日本シリーズを聞きながら行った。早めに着いたので車のワンセグで時間ぎりぎりまで見ていた。私が見たのは8回まで1対1の同点だったが、その後ソフトバンクは負けたのね。映画が終わってスマホのニュースで知った。

 さて、プラット・ピッド主演のこの映画「マネーボール」だが、前半は眠くてしょうがなかった。マネーボール理論は出塁率に重きをおいているそうで、2002年のアスレチックスの快進撃を描いている。金持ち球団のヤンキースにあと少しのところまでいったが、結局、プレーオフで負ける。この快進撃をしかけたのが、ブラット・ピット演じるビリー・ビーンなる人物なのだ。ブラット・ピットは主演だけでなく、プロデューサーまでも努めている。こういう映画がプラピは好きなようだ。前作の「ツリー・オブ・ライフ」はさっぱりわけがわからなかったが、「マネーボール」も芸術臭さがあって前半が眠たかったようだ。

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2011/11/11

「新少林寺」ジャッキーの出番少なすぎ!

 昨日から始まったオンライン試写会で「新少林寺」が当選した。ヤフーのIDを6つ持っているので応募2日目での当選。それで、「マネーボール」は明日以降の鑑賞に回した。

 「新少林寺」はアンディ・ラウが主役。ニコラス・ツェーが悪役だが、アンディも元々はニコラスと同じ仲間で悪役だった。それが、ニコラスの裏切りに会い改心。少林寺に逃げ込んだアンディは修行して少林寺の僧侶となる。ジャッキー・チェンも出ているが、彼が出てくるまで50分も物語が進んでしまった。ジャッキーの笑いの取れるアクションがこの映画では見られた。アンディが自分を犠牲にするラスト近くで奥さんに言うセリフにホロッと来てしまった。少林寺が爆破されるシーンの火薬の量は半端ではなかったね。時代は「1911」の時代とほぼ同じのようだ。

 この映画は、11月19日(土)より熊本県でも上映されるが、私のいつも行っているTOHOシネマズ宇城では上映はなし。「1911」より圧倒的にこちらが面白い。「新少林寺」のツイートでの試写会も応募したらそちらも当選となったが、もう見たので権利を放棄しようと思う。タダで見せてくれてありがとう。

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2011/11/10

「タンタンの冒険~ユニコーン号の秘密~」試写会で見た!

 12月1日公開の「タンタンの冒険~ユニコーン号の秘密~」の試写会があったので見てきました。いつもは公開2・3日前の上映なのに、今回の試写会は20日も前。それに全国のTOHOシネマズで本日試写会があったようで全国16000人によるツイート大会も開催されており、私も帰宅後すぐにツイートした。

 今日のは3D字幕版だった。「字幕:戸田奈津子」の文字が。これだけで話題作というのがわかる。これは立体アニメである。タンタンとその犬の説明は十分にはされないが、タンタンは数々の難事件を解決した少年探偵みたいだ。ある日タンタンがユニコーン号の模型を買ったがために事件に巻き込まれる。ハドック船長は単なる酔っぱらいか?はたまたすごい人なのか?本当によくわからない人だ。やることなすこと笑いが取れる。ご先祖様の因縁でアドック卿と闘う羽目に。そしてユニコーン号の財宝は見つかるのか?ラストまでハラハラドキドキの展開。だけど、この映画には続きがあるみたい。当たればパート2の製作がされるのだろう。パート2も見てみたい。

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2011/11/05

「1911」ジャッキー・チェンは主演なのかな?

 続けて見たのがジャッキー・チェン出演100本目の「1911」だ。入場者は少なかった。10人くらいだった。

 冒頭、日本語でナレーションがあるのは日本公開版のみなのかな?辛亥革命が起こる前の中国の状態を説明する。予告編では「ラストエンペラーの時代」と言っていたが、溥儀はまだ2歳の子供。孫文、袁世凱の名前は知っているが、どんなことをした人かは知らなかった。ましてや、ジャッキー・チェンが演じる黄興なる人物は全く知らなかった。ジャッキーは孫文の同志でやはり主役は孫文のように思える。ジャッキーのカンフーシーンがちょっとだけあるが、ずっと悲惨な内戦シーンが続き、あくびがよく出た。「歴史に残らなかった命の物語」なのだろうが、歴史に残らなかった話だけに盛り上がりに欠けた。

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「カイジ2~人生奪回ゲーム~」負け組はやはり勝ち組にはなれない。

 本日初日の「カイジ2~人生奪回ゲーム~」を見た。いつものTOHOシネマズ宇城で一番大きな劇場で半分近くは入っていたので大ヒットではなかったかな?主演の藤原竜也はともかくも生瀬勝久は今上映中の「すてきな金縛り」「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」にも出ている超売れっ子。紅一点の吉高由里子は今一番旬な女優さん。敵役の伊勢谷友介も利根川役の香川照之もものすごくキャラが立っていた。ただ、劇中のゲームは私にはあまりよくわからない。一番の難攻不落のモンスター沼とか言っているけど、あれってパチンコだよね?他の「姫と奴隷」も運まかせのゲームみたいだ。皆の応援でついにカイジは大勝利をおさめるが、娑婆に出ればまたすってんてんになった。利根川の策略にはまったからだ。カイジは借金地獄から這い上がることはできても蓄財の能力はないみたいだ。

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2011/11/03

「カリーナの林檎~チェルノブイリの森~」ドキュメンタリーではなくドラマで、和製洋画!

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 今日から始まったオンライン試写会で一発目で当たった。見た映画は「カリーナの林檎~チェルノブイリの森~」。何とこの映画はロシア人しか出てこないが、スタッフはほとんど日本人で和製洋画だった。そして、2004年にできていたのに、チェルノブイリ事故はもはや風化していて公開ができなかったそうだ。日本で福島原発事故が起きてやっと公開ができるようになったという。何とも皮肉な感じだ。11月19日(土)よりシネマート六本木で。何とこの映画は熊本でもDenkikanで12月公開のようである。



 最初この映画はドキュメンタリーかと思っていたら、ドキュメンタリーとは思えないアングルでの映像があって、これはドラマなんだと悟った。冒頭は普通の少女がおばあさんと暮らしている。空も湖もあんなにきれいだ。だけど、チェルノブイリの隣の場所であったために、お母さんもおばあさんもその女の子も病気になってしまった。お母さんは言う。「チェルノブイリには悪魔のお城がある」と。おばあさんは「大丈夫。神様が守ってくれる。」だけど、病に皆倒れてしまった。カリーナは、その悪魔に会いに行き、毒をまかないようにお願いに行くのだという。カリーナの吐く息の白さはものすごい。さすがにロシアだ。日本人が書いたシナリオだからあんなにやさしいロシア語なんだろう。大学のときに第二外語でロシア語を勉強したのでだいたいわかった。発音もきれいだ。総入荷は英語。ラスト近くになってやっと大林宣彦監督のナレーションが日本語で入る。そして、2010年3月にも追加で撮影した映像でラストになる。ガイガーカウンターが振り切れそうだ。チェルノブイリ事故から25年経ってもまだあの事故場所では放射能が出ているのだ。何か、ずんと来る映画だった。

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2011/11/01

「僕たちのバイスクル・ロード~7大陸900日」若かったからできたこと!

 10月26日より始まっていたオンライン試写会だが、本日やっと当選した。見た映画は「僕たちのバイスクル・ロード~7大陸900日」。11月3日より東京の2か所で公開されるが、熊本での公開はなさそう。

 ベンとジェイミーの2人での自転車旅。それも7大陸を飛行機を使わずに自転車で横断したのだ。ほとんどBGMもない。ただ、相棒の自転車をこぐところを撮影していた。若いということはすばらしい。途中の事故も語られる。7大陸の中には南極大陸まで入っているのだ。ただ、すごい。彼らが見た3年間は人生の集大成だったのかもしれない。感心した。明日までこのオンライン試写会はやっているので、無料なら見る価値は大有りの映画だと思う。

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